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アトラス中野中央(竣工2013年/総戸数57戸)
周辺への圧迫感を低減する特徴的な外観とアプローチのデザインを追求しました。
周辺への圧迫感を低減する特徴的な外観とアプローチのデザインを追求しました。


マンション外観及びアプローチデザイン ~不燃化・耐震化促進のためのプロトタイプ~
立地特性
東京メトロ「新中野」駅から徒歩5分、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩12分に立地。江戸時代には青梅街道最初の宿場「中野宿」があった歴史あるエリア。また、新中野駅周辺は、「鍋屋横丁」と呼ばれる商店街が形成され、現在でも昔ながらの青果店や精肉店、銀行、飲食店等の商店街など、ヒューマンスケールの店舗が軒を連ねる街である。


鍋屋横町

23区で一番木造建物密度が高い中野区
中野区は狭幅員道路率、木造密集建物密度共に23区内で最も高い。本計画地はそんな中野区の典型といった細街路に挟まれた木造密集地域であった。中野区での木造密集地域の共同化事業が推進されている中、従前の木密建物を豊かな住空間へと生まれ変わらせる計画を進めるに至った。


従前建物

道路への圧迫感を軽減し、地域の景観にもなる外観及びアプローチデザインの在り方
外観は、道路への圧迫感を軽減した伸びやかさを感じるデザインに。アプローチは、旗状敷地の形状を活かし、空間の豊かさ感じさせるアプローチをデザインし、マンションにおける外観&アプローチのプロトタイプの一つを提案。


PHOTO ギャラリー
ファサードデザイン
南側の境壁を斜めにデザインすることで、連続する伸びやかな縦のラインや陰影が外観を印象的に演出。居室内からは広がりを感じられる、地域の景観となるマンションを計画。










エントランスホール
住まう方が外部から住まいへと気持ちを切り替えられるよう、アプローチ部分に緑と接し、風と光を受ける 2層吹き抜けのコリドー。














ギャラリーコリドー&ラウンジ
狭小地でも外部と内部のコリドー、ラウンジを 計画的に配し、空間的な豊かさを演出することで、住まいとしての安らぎ・心地よさを提案。








共用廊下・中庭
夜間には照明に映し出された植栽の影が壁に投影され、趣ある表情を演出。また、共用廊下手すり下の照明計画などの細やかな演出を重ねることで、住まう方への安らぎの場を構築。






プロジェクト概要
所在地 | 東京都中野区中央4-22-1 |
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交通 | 東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅(4番出口)徒歩5分 JR 中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅(南口)徒歩12分 |
用途地域 | 近隣商業地区、第1種中高層住居専用地域 |
地域・地区 | - |
敷地面積 | 2,028.44m² |
建築延床面積 | 4,650.53m² |
建築面積/建ぺい率 | 82.73% |
容積対象面積/容積率 | 227.38% |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造・地上5階建 |
総戸数 | 57戸(非分譲住戸16戸含む) |
駐車台数/駐輪台数 | 総戸数に対し平置2台/総戸数に対し114台 |