新築する際に、将来を見据え、万が一からだが不自由になった場合にも自立した生活ができるよう準備しておいて、
すべての年代で住みやすくする、それがAICSの住まい作りの考え方です。
今日の「備え」があしたの「支え」になる。旭化成では、そんなマンションづくりに取り組んでいます。

新築時は、面積を有効に使う無駄のないプラン。間取りに可変性をもたせておくことがポイント。

ウォークインクローゼットにトイレと洗面台を設置し、
将来介護室を車椅子で生活する方の寝室、つまりプライベートスイートにします。

車椅子になった時には「できる限り自立した生活」を送ることを目標にしたプラン。

1. だんらんの場に近い洋室を「プライベートスイート」と想定。WICに洗面台・トイレ用のプレ配管AGLを準備します。
2. 将来の「プライベートスイート」とリビングの境は引き戸とし、有効開口800mm以上を確保します。(=「リビングルート」)
3. バルコニーに出られる「ソトルート」は掃き出し窓の有効開口750mm以上を確保します。
4. 将来車椅子で外出できるよう、「おでかけルート」を想定します。

マンションでは、戸建てに比べ面積が限られており、
一つの住戸にふたつの洗面台とトイレを設置するのが難しいこともあります。
そこで、ATLASでは、AICSの思想を取り入れて、介護が必要となった時の寝室を想定し、
そのすぐそばにトイレを設置するプランをご提案しています。

さらにメニュープランでは水廻りを１つにまとめることもできます。
洗面・浴室・トイレがまとまっていると、車椅子での移動もしやすくなり、何かと便利です。

居住者の方の暮らしをサポートする、マンション専属のコンシェルジュが、ホテルのフロントのように、
様々なサービスをご提供します。
※「コンシェルジュ」：もとはホテルのフロントで宿泊客の世話をする人を指す。